こんにちわ♪
馬瀬の空気と景色が日に日に秋めいてきて
里山に広がる黄金色の田んぼを眺めながら
新米を心待ちにしているよっしーです🌾✨
さて、本日の記事のタイトルにある
『ここは岐阜県下呂市。温泉だけだと思うなよ?』
(ちょっと長いので、以下『ここげろ』に省略させていただきます。笑)
このパンチの効いたフレーズ、知ってる人はかなりディープな下呂ツウかも!?
実はこれ、インターネット音声メディア”ポッドキャスト(Podcast)”内で配信されている
とあるインターネットラジオ番組(ここげろ)のタイトルなのです。
2023年8月に同番組の配信が始まって以来、
おそらく全エピソードを漏れなく聞いているだろう
自称『ここげろ』ヘビーリスナーのよっしーが
ぜひPOKA POKA読者のみなさんにもこの番組の魅力をお伝えしたい!!ということで
『ここげろ』パーソナリティーの関口くんと中桐さんのお二人にインタビューをしてきました〜!!
全く新しい視点から下呂の魅力を掘り下げる”ここげろ”とは!?
よっしー(以下、よ):まずはかなりパンチの効いた番組タイトルに込められた思いを聞かせてもらえますか?
関口くん(以下、関):外から見た下呂市って”イコール温泉”っていうイメージがめちゃくちゃ強いと思うけど、実際に自分が下呂に住み始めて思ったことは、ここに住んでいる人たちの中にはなかなか個性的で面白い人たちが沢山いるっていう事。実は、そういう人たちの話を聞くことの方がキャッチーでインパクトがあるんじゃないかと感じていて、去年の4月くらいからポッドキャストやりたいなぁ、、、と。
よ:なるほど。じゃあ、関口くんの中にずっとあった思いがそのままタイトルになってる感じなんですね。
関:そうですね。あとは俺、実はめちゃくちゃ真面目なんで(笑)ちょっとキャッチーでユーモアがあるくらいの方がバランス取れるかなってのもあって。
よ:それはまさに思惑どおりになってますね(笑)中桐さんは最初に関口くんからポッドキャストの話に誘われた時、二つ返事でやる事を決めたんですか?
中桐さん(以下、中):そうですね。ただ、最初に関口くんから送られてきた企画書の内容は議会や市政に対して、もう少し市民が意見を言えたり議論を交わす場を作ろうみたいな結構硬い感じで。仮にそれを発信することが、結果的に市に対して反発する様な内容になるのはあまりポジティブではないなと感じて。でもそういう批判的な感じではなく、色んな人たちの話を聞いて発信するっていうアイデアは面白いと思ったし、もともと私自身の中にも、もっと色んな面白い人たちに会って自分のやれる事を掘り下げてみたいという思いもあってやってみようかなって。
よ:実際に1年続けてきて、特にどんな方たちにこの番組を聴いてもらいたいですか?
中:私はどちらかと言うと、この地域の方たちや、今は外に出ている下呂出身の特に若い世代の方に聞いてもらいたいですね。番組をきっかけに、地元でこんな面白い事やってるんだとか、こんな面白い人がいるんだって事を知って下呂への興味関心が深まったらいいなと思ってます。
関:俺は、例えばこれから何かを仕掛けようと企んでる人が聴いた時に『おっ、この人使えるな』みたいな、この番組が何かしらの企みに活かせる様な情報源になったらいいなって思ってて。もちろん聴いて楽しいって思ってもらえたらそれでOKではあるけれど、どちらかと言うと番組を聴いて実際に何かしらの行動を起こしてもらえたら、それが何よりも一番価値のある事なんじゃないかと。
よ:これまでに番組きっかけで、実際に行動を起こした人たちの話とかは耳にしてますか?
関:直接は聞いてないけど、そうなんじゃないかなっていうのはいくつかありますね。例えば『のびのび養鶏場』さんの回の後に実際に養鶏場に話を聞きに行っている人たちがいたり。
よ:たしかに!あの回がきっかけで、私も『のびのび養鶏場』さんを知って、後日ワークショップにも参加しました。多分snsの投稿を見てるだけではそこまでの行動に至らなかったと思うけど、実際にリアルな会話としてご本人のお話を聞けた事でものすごく興味が湧いて。ポッドキャストにはそう言う良さもありますよね。
関:そうですね。それもあって番組内で話すときは”ぎりぎり公開できるレベルの居酒屋での本音の会話”みたいな感じを大切にしてますね。
よ:この8月で配信を始めてちょうど一年という事ですが、これまでに配信されたエピソード数はいくつになりますか?
関:35か36くらいかな。
よ:ということは、この1年で約30人以上のゲストが出演してるんですね!すごい!
実際に1年やってみて、今感じていることはありますか?
関:この感じで続けていくのが良いのかなと思う反面、これまでみたいにただ面白そうだから話を聞くっていうのだけではそろそろ精神的につまらなくなりそうで。今後はもう少し意図を持ってゲストの話を聞いていきたいなと。
よ:具体的にはどんな意図をイメージしてますか?
関:実際に1年やってみて気づいたのが、これまでに出演してくれたゲストの方たちって、それぞれが地域社会においてすごく大切なことをやっていて、けど現時点ではそれぞれの活動がばらばらで繋がりがない様に感じて。だから、それぞれの活動内容を統合して、何かしら一つの形としてまとめて残せたら地域社会にとっても価値があるものになるんじゃないかなって思い始めて。
例えばこれまでにあったオーガニック給食とか地域医療の話なんかも、言ってみれば番組を通して証言を取っている様なものだと思うし。そういう話の内容を、市が取り組んでいる『まちづくり基本計画』の市民版的な感じで文書にまとめて、その文書の根拠としてこの番組内でのリアルな声を生データとして提供できたら、編集してまとめられた長い文書を読むだけよりも、よりダイレクトで分かりやすくて心に響くものになるんじゃないかなって。だから今後は、番組を通して地域社会にとってとても重要な働きをしている人たちの証言を集めるっていう意図があってもいいんじゃないかと思ってます。
中:そういう意味でも、敢えて編集はせず、全てをありのまま配信することでよりリアルな生の声が届けられるのが良いところでもあるよね。
よ:じゃあ最後に、今後番組を通してやっていきたいことなどがあれば聞かせてもらえますか?
中:今までは基本的に下呂市在住の方や下呂に関わりのある方たちにフォーカスを当てて話を聞いてきたけれど、例えば他地域の方にこれから下呂でやろうとしていることの先進事例の話を聞くっていうのもやってみたいですね。番組として実際に先進事例のある地域を訪れていつもみたいに会話形式で色んなお話を聞かせてもらって、その内容を番組を通してオープンにみんなと共有することで何かしらの気づきや新たな行動のきっかけになったらいいなって思います。
よ:それはぜひやってもらいたいです!!では、最後に何かメッセージがあればお願いします。
関:今までは圧倒的に男性ゲストが多かったんですけど、偏らずにちゃんと開けた話をしていきたいという意味でも今後はゲストの男女比を出来るだけ半々くらいにはしていきたいと思ってるので、自薦他薦問わず女性のゲストさんにもっと出てもらいたいです!
中:これまではこちら側からの一方的な発信のみだったけれど、これからは番組の内容に対するフィードバック的な感じの話とかも聞けたらいいですね。
よ:ありがとうございました。これからも配信楽しみにしています!
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の約1時間に渡るインタビューのノーカット&ノーエディット版はぜひ『ここげろ』Ep.2-2でお聴きくださいませ〜📻
そして、まだ『ここげろ』を聴いたことがないよ〜という方は、ぜひとも過去回をじゃんじゃん遡って個性的で魅力溢れるゲストさんたちの興味深いお話を聴いてみてくださいね!
まさに”温泉だけじゃない!!”下呂の知られざる魅力にハマること間違いなしですよ👍✨
今回お話を伺った『ここげろ』パーソナリティーのお二人
関口 純一さん 小坂で暮らす人たちの声
森林技術者
2020年に東京から下呂市小坂町へ移住
出身地:東京都練馬区
趣味:幅広く知識や技術を身に付けること
中桐 由起子さん
ソラノイエ農村滞在型の宿 宿主
NZ滞在を経て2014年に下呂市上原地区へ移住
出身地:岐阜県各務原市
趣味:旅、食べること、米と野菜づくり