これ、なーんだ?
これ、なんだかわかりますか?
ある工程をふんでいくと
どなたも一度は召し上がったことがあるのでは?
というものに変身します。
変身スタート!
まず、泥をきれいに洗い落としたら
切って、茹でます。
つまようじがすーっと通るくらいまで。
茹でている間はしばらく待ちます。
茹でたら、皮を剥きます。
皮を剥いたら、重さを量ります。
お湯も量って、一緒にミキサーに入れて
ドロドロになるまでガーっとミキサーにかけます。
混ぜて 混ぜて
平らにしてしばらく待ちます。
次に
魔法の液体を入れます。
ヘラで細かく細かくしていきます。
魔法の液体が
たくさんふれるように
表面をたくさん作るのです。
それをまた
混ぜ混ぜ〜混ぜ混ぜ〜
形を整えて、茹でて
できあがり!
これの正体は
こんにゃく芋でした!
今回お邪魔した場所は・・・
飛騨小坂にできた
Mina Base(ミナベース)さんで
こんにゃく作り体験をしてきました。
どうして、こんなに手間がかかるのかというと
こんにゃく芋って、そのまま食べると
人間にとっては『毒』なんですって!
だから、手間もかかるし「待つ」という工程も多い。
待ってばかりじゃつまらなーい!
なんてことはなくて、
Mina Baseさんでは、待つ時間も楽しい時間に♡
待っている間には
Mina Baseの皆越さんによる
絵本の読み聞かせがあったり
地元産のエゴマを使った
五平餅作りができたり
あっという間の時間でした。
飛騨小坂の郷土食や自然について
とっても詳しい皆越さん
意外や意外
飛騨小坂のご出身ではないのです。
たくさんの地域先生(地域に暮らす先輩)との出会いで
美味しく楽しい知識や知恵をいっぱい身につけられたそうです。
今回のこんにゃくも
地域の先生から作り方だけでなく、こんにゃく芋の種芋も引き継がれたそうです。
そんな皆越さん
Mina Baseという名前に
みなさんが
楽しく地域の郷土食やお菓子を作ったり
お話をしたりして
小坂っておもしろいなと思ってもらえたら
という思いを込めて
みんなの場所 Mina Baseを作ったそうです。
Mina Base
あねかえしづくり・こんにゃく作り
五平餅作り・ケーキ作り
おやき作り・朴葉もち作り
などのワークショップや
野草茶体験・鉱泉料理体験
などなど
飛騨小坂の美味しい楽しいを目一杯体験していただけます。
ワークショップの様子等は
Instagramからご覧ください。
【みらいろ編集後記】
皆越真佐代さんを紹介した くらし編「ヒマやろ?」からはじまった縁。もぜひご覧ください。
2018年3月に取材させていただいた時に
「私は小坂を盛り上げる活動をたくさんしてるけど、この縁を次の世代につなげていきたい。私が田舎を楽しむ『道』みたいなものをつくって、みなさんにも通ってもらえたらうれしいですね。」
と語ってみえた皆越さん。 MinaBaseがその一つなんですね。