小川神社春の例祭

春は、下呂市のいろいろな地区でお祭りがあります。

毎年4月の第一日曜日は、小川神社の春の例祭が行われます。

毎年、この時期はまだまだ寒くて、ダウンジャケットが欲しい下呂ですが、

今年は、例年より暖かい日になりました。

その後、また冬が来て、桜はいつ咲いてよいのか。。。蕾に雪が積もりました。

例祭では、健康祈願、厄払いなどに、地域の人々が集まります。

そこで、浦安の舞が奉納されます。

浦安の舞とは

恥ずかしながら、娘が巫女をさせていただくまで知りませんでした。

昭和天皇が詠まれた和歌に、作曲振り付けされた神楽舞だそうです。

題名の「浦安」とは、古語で「心穏やか」という意味です。

およそ1ヶ月の稽古

小学生から、中学生の女子が巫女を務め、唄、踊りの稽古が1ヶ月前から始まります。

DVDを観たり、CDを聞いたり。。。なかなか心穏やかにとはいきませんでしたが、

夜、公民館で友達とおやつを食べてからの練習は、楽しみでもあったようです。

舞具は、檜扇(ひおうぎ)と鉾鈴(ほこすず)。年季の入ったこちらは、練習用↓

扇や鈴の扱いや所作、出入り、歩き方などを覚えます。

娘は、昨年は唄でしたが、今年は踊りでした。来年は踊りで、再来年は唄。

4年間、巫女をするのが習わしのようです。

神様に喜んで頂くための舞、しっかり頑張れ~

前日、巫女さんたちは、神社の7か所でお参りします。

親は同行しないので、どこを回ったのかわかりませんが、

お参りする社が7か所もあるのでしょうか。

機会があれば、回ってみたいです。

そして、前夜祭では、本番さながらの舞を披露します。

 

さて、例祭当日

当日は、指定の美容室で髪のセットと着物を着せてもらいます。

少しお化粧もして、かわいらしい巫女さんたちです。

準備が出来たら、旗持ちの子供たちと、神社まで巡行します。

獅子舞

神社に獅子が入り、例祭の始まりです。

笛や太鼓に合わせ、保存会による獅子舞の奉納です。

献饌

神様にお供え物をします。酒や野菜、餅などを順に並べていきます。

卵や白菜を持つ時は、こちらもドキドキでした。集中して、ゆっくりと。

浦安の舞

今年は唄3人、踊り3人の6人で舞を奉納しました。

鈴の音がシャンシャン♬

堂々とした舞でした。神様にも喜んでもらえたことでしょう。

舞では真剣な顔が、緊張も解けてにっこり☻

最後の餅投げが一番楽しかったようです♪

みなさま、お疲れ様でした~素敵な一年になりますように