再利用
伝統行事
萩原

3月上旬、ひなまつりも間近。いつもよくして頂いている親戚の方から、私に見せたいものがある!!と連絡を頂きました。会うまで内緒とのこと。なんだろー?とワクワクしながら、その日を待ちました。てっきり、親戚のおうちでみるものとばかり思っていましたが、当日朝、下呂市萩原の農協駐車場で待ち合わせね。と。ん?本当に何を見せてくれるのだろう?と頭の中はハテナでいっぱいになりました。

 

こんなに近くに こんなに素敵な場所があったんだ!

着いた先は、下呂市萩原にある親戚の方のお友達のおうちでした。玄関先から、素敵な予感。ひなまつりももうすぐ。おひなさまを見せていただけるのかな?

 

はじめましてのご挨拶の後、慣れた様子でどうぞ。どうぞ。と言って頂き、玄関を上がらせてもらうと、さっそく癒しの数々。

笑顔のおじぞうさん、かわいいおひなさまがお出迎え。このおうちに住んでいる方の手作りものです。しかも、身近にあるものを再利用していると聞き、こんなにも、素敵に生まれ変わることができるのかと感動しました!

おじぞうさんの着物は、はぎれで、まつぼっくりもかわいくリメイクされ、手書きの詩が心温まります。そして、赤い掛け軸と思いきや、こちらは、帯だそうです。折り紙のおひなさまも素敵。

 

お部屋に案内され、びっくり!!夢の国だーー!

2月上旬くらいから、ひなまつりに向け、おひなさまの数々を飾っているそうです。代々伝わる土雛、家族のおひなさま、手作りもののおひなさま。その数といい、規模といい、

配置といい、すごすぎる!!1部屋にぎっしり。四方八方、どこを見てもおひなさま。素敵なおひなさまに囲まれて、夢の国のよう。

 

こだわりの再利用!材料は身近なものばかり!

貝殻に絵が描かれていたり、お菓子の包み紙、紙製の風呂敷を利用していたり、ペットボトルキャップ、洗濯ばさみ、箸、トイレットペーパーの芯、ガチャガチャ。このようなものを利用して、ここにあるおひなさまは作られているのです。ものを大切にしたいという思いから、再利用の手作りものをはじめられたそうです。

 

ここにある、おひなさまから学ぶ

おひなさまを作られてる方が、まず楽しんで作っていること。身近にあるもので作っていること。ものを大切にしていること。自分の好きなものを作っていること。作り方や工夫を惜しみなく教えてくれること。たくさんのおひなさまにも圧倒されますが、ここにある思いが、見る方により大きな感動を与えています。

毎年、2月上旬から、飾ってあり、惜しみなく、みなさんに見て頂いているようです。下呂市にはこんなに素敵な方、場所があります。とても刺激的な心躍る経験をさせて頂きました。また、来年も行きたいです。