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萩原

みなさんこんにちは、みらいろ編集部です。

下呂も30度を超えることも多くなり、夏、本番ですね!そんな時はみずみずしい、あま〜いトマトが食卓では大人気!

今回は、POKAPOKAライターの皆さんと下呂市萩原にあるトマト農家さんのところに行ってきました!

POKAPOKAライター、トマト農家を直撃!

下呂市はトマトの農家さんが近年増え、頑張っていることをみなさんご存知でしたか?

「トマト農家として活躍したい」という新規就農希望者を積極的に受け入れており、現在も県内外からの研修生がいるのです。

「飛騨トマト」という名前のブランドで名古屋、関西圏などに出荷されています。

 

今回お話を伺ったのは萩原でトマト農家をはじめて14年の小林豊さん。

萩原地域でハウス6反をもちトマトおよそ1万二千本を育てています。9割が大玉のトマトの桃太郎や麗月で、そのほかミニトマト、ミディトマトも5〜6種類あるそうです!

トマトのお世話だけでなく現在4名の研修生を受け入れ、14年のノウハウを伝えています。

 

 

トマト農家の仕事はどんな1日の流れですか?

”自分の場合は朝4時くらいに起きて、夕方5時くらいまで何かしらしています。

パートさんもきていただいていますが、朝6時くらいにきて、収穫して、また家庭に帰る人もいれば、子供を送りだしてから10時くらいに来る人もいます。大玉のトマトのあと、12時くらいまでミニトマトの収穫をしていますので、人それぞれ都合の良い時間に来てもらって働いてもらっています。

収穫したものは、コンテナに入れて羽根にある選果場へ持っていきます。新しく選果場が最近できたんです”

 

収穫のタイミングってありますか?

“市場に並んだ時に赤くなるように収穫のタイミングを考えます。桃太郎という品種と麗月では、赤くなるスピードも違いますし、特に桃太郎は赤くなりすぎると柔らかくなりますので。

それぞれに合ったタイミングがありますね”

 

下呂のトマトの美味しさの秘訣はなんでしょう?

“やはり寒暖差によって旨味が増すということはありますし、そういった良い気候に恵まれていると思っています。そして何より水が綺麗でおいしい地域だということが美味しさを作ってくれていると思っています。自然の力で美味しくなる、それはとても嬉しいことです”

 

トマト農家の面白みや楽しさ、これからへの思いを教えてください。

“自分で努力した分、自分に返ってくるのでやりがいがある。農家は成り立たないと言われるが、トマト農家は努力次第でしっかりやっていけるという未来がある。そして自分で時間を自由に使えて休みを取れたり、気ままに働けるのも農家の良さです。

ちょっと前までは、トマトの生産組合がなくなる寸前まで落ち込んでいたけれど、今は県や市が支援してくれて今は研修生が増え、また僕のところから独り立ちした人も5人ほどいます。バックアップの体制もあるし、もっと仲間が増えて活性化していったらいいなと思っています” 

 

 


 

 

農園を案内してもらうと、ハウスの中はトマトの成長を考えた工夫がされてあったり、受粉のために蜂を飼っていたり、「なるほど〜!」と何度言ったかわかりません。

そして農園の県道沿いには、トマトの自動販売機もあり、地元の人も直接買うことができます♪

 

私たちは特別にミニトマトの収穫もさせてもらい、とっても楽しくおいしい時間を過ごさせてもらいました。

帰りの車のなかで、そのままかぶりつきたい衝動をおさえ、トマトサラダにしようかな、タコライスもいいな、トマトパスタかな、なんて妄想を膨らませながら帰りました。

季節のものを採れたてで食べれる暮らしってほんとに贅沢です。

研修生の4人にも是非下呂で頑張ってもらいたいですね!

小林農園のみなさんありがとうございました!