和菓子
郷土料理
下呂

春の山菜、よもぎの季節がやって来ました!

季節は春!草木も青々として、清々しい季節となりましたね!

この中によもぎがあります!わかりますかー??

子供たちとよもぎ摘み。通学路で通っている子供たちの方がよーく知ってます。

これです。香りで間違いなく、よもぎとわかります。

こんなに摘みましたー!

あねかえしってご存じですか?

飛騨の和菓子 あねかえしは、草餅のなかにあんこが入ったものです。

作るときに、たくさんこねることをあねかえすと言うことから、あねかえしという名前がついたそうです。

他の地域では、草餅、柏で巻いたものは柏餅といったりしますね!

あねかえしはおうちで作ることができます!

下呂市四美にある南ひだ健康道場で学んだものを、作りやすいようにアレンジしたものです。

材料はこれです。

あねかえしのレシピ 15こぶん

上新粉200g

白玉粉25g

お湯150CC 耳たぶの柔らかさになるまで量は増やしていいです。

砂糖50g

つぶあん12g×16こ

 

あねかえしを作りましょう!

白玉粉に少しずつお湯を加えて、手で溶かし、砂糖と上新粉を加えて、よくこねます。

耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく混ぜます。

柔らかくて気持ちがいいですよー。子供たちも楽しくお手伝いできます!

できたものを蒸し器で蒸します。

蒸す前はこのような状態です。

蒸し上がった蒸し器で約20分蒸しましょう。

必見!よもぎの緑色を濃く出すためのポイントがあります!

よもぎは洗って、塩の入った、たくさんの沸騰したお湯のなかで茹でます。

塩をいれることで、あく抜きができます。

茎がつぶれるくらい柔らかく煮ましょう!

 

ここからが、あねかえしの緑を濃く出すためのポイントです!!

よもぎをフードプロセッサーで細かーくします!

包丁で刻むより楽ですし、繊維を細かく切ることで色が濃く出ますよ!

あねかえしをあねかえしていきます!

蒸し上がった餅をついていきます。

そして、よもぎを入れて、あねかえします!

とにかく混ぜていきます。これはいっぺんに混ぜてますが、少しずつの量に分けて混ぜると混ぜやすいです。

近所のおばちゃんから引き継いだ あねかえしの形を整える道具!

これはなかなか、ないかもしれません。毎年作ることを知ってる近所のおばちゃんが、ずっと使っていたものを譲っていただきました。これがあれば、売り物のような綺麗なあねかえしができます。

草餅を丸めておいてグッと押すと。。。

どーなるでしょうか????

 

 

じゃーーーん!

とっても綺麗な丸の形になりました。子供たちも張り切ってます!

  1. この道具がなくても、手で潰して丸くして作ることもできます。

そこに丸めておいた あんこをのせて、二つ折にしてふちを閉じます。

できましたーー!

ちなみに、厚手のビニール袋を四角に切って包み紙を作っておくと、衛生的ですし、食べやすいですよ!

いただきまーーす!

できたてほやほやを早速食べることができるなもおうちで作る醍醐味ですね✨

草餅が伸びるほど柔らかく、よもぎの色、風味もしっかりとした、もちもちの美味しいあねかえしができます。

皆さんも自分で摘んだよもぎであねかえし作り✨ぜひ楽しんでみてくださいね!