地産地消
喫茶店
下呂

下呂市乗政に5月オープンした『はちや』『はちちゃ』。

竹原の人なら知っている方も多いと思いますが、どんな場所か紹介したいと思います。

 

今回は店主の一木八重子さん、お嫁さんの一木真衣さんにお話を伺いました。

 

なぜお店を開こうと思ったか

「最初のきっかけは、乗政にあったJAが閉鎖になった時、いつもそこに買い物に来ていたお年寄りの方が電動三輪車に乗って遠くまで買い物に行く姿を見て、気の毒やなぁと思ったのが最初。

それから建物の解体が決まった時に、その建物をそのまま生かしてお店を開いたら、地域の方が喜んでくれるのではないか。

町内の人たちに話をしたところ、一緒にやりたいと言ってくれる方や、賛成してくれる人が多かったため踏み切ることができた。」

 

お店の名前について

店名は、乗政にある『初矢(はちや)峠』と、店主のお名前に使われている『八』の漢字が末広がりで縁起が良い事からこの名前に決めたそう。

お店の看板も、木材が使われており温かい雰囲気が伝わります。

 

店内の様子『はちや』

地元の野菜をメインに、食料品、生活用品、文房具が陳列されています。

竹原には個人で野菜を作っている農家さんが多く、その美味しい野菜を沢山の人に食べてもらいたい!という思いがあり、お店を作るとき地元の野菜は絶対置きたかったそうです。

今は後継者不足で、畑をやめられる家が多く、作られている農家さんは減っているが、やっぱり地元で採れた野菜は新鮮で安全で美味しい!

なかには珍しい野菜も多く置かれており、その調理の仕方もスタッフさんが教えてくれるんだとか。

季節によって食べられる野菜を大切にしていて、この時期に一番美味しい野菜が置いてありました。

惣菜も手作りですので、安心ですし、家では作ったことのない料理が並ぶ日もあります。

私も竹原に住んでいますが、大きいスーパーまで行こうと思うと時間がかかりますし、近所にお店があるので主婦は本当に助かります!

 

店内の様子(はちちゃ)

はちちゃの店内は、竹原にこんなオシャレなお店があるなんて~!

と誰もが思うほど、装飾品はもちろん、カフェメニューもとっても美味しいです

はちちゃを手掛けたのは、お嫁さんの真衣さん。

壁のペンキ塗りや、家具の調達、飾り付け、カフェメニューも全て考えて作られたそうです。

椅子や家具はユーズドの物が好みで、いろいろ探したそう。

「来ていただいたお客様に、新品の椅子ではなく、昔から使われてきた椅子に座ってもらった方がよく馴染むのではないか。自分がそういう物が好きだから集めました。」

 

中には、昔、竹原中学校で使われいた棚が置いてあるなど、至る所に彼女のこだわりが見えました。

皆さんも、一度来店した際はそういった事も気にして見てみると面白いかもしれません。

モーニングもありますし、キッズスペースもありますので、お子様連れのお客様にも優しいです。

 

最後に

《店主が語られた「はちや」の将来のビジョン》

「お店を開いて、来てもらっているお年寄りのほとんどの方が、あと3~5年もしたら車で来店できなくなる。

車で商品を届けるサービスもあるが、私はそれはしたくない。

私はできるだけ、認知症をなくす為に、自分でお店に来て、実際に商品を見て、自分で選ぶ事が大事だと思う。

店員さんと話したり、そこで出会った人と話したり。

『買い物へ行く』という行為で身支度もするだろうし、それが活力になるはず。

私は少しでも認知症を無くすために、できる事をしたい。

今はまだ考えているだけだが、商品だけを自宅に届けるのではなく、

買い物へ来てくれた方を自宅まで送る事ができたら… 」

 

確かにお店には、隣に喫茶店がありますし、お店の中にも外にもベンチが用意されていました。

「この前も、はちやで30分くらいしゃべっていったお客さんがおったぞー、そんでいいんやって、しゃべるだけでも十分なんやって」

と明るく話された店主 一木さん。

なかなかそこまで考えてくれるお店も少ないんじゃないかと、温かい気持ちになりました。

 

「はちや」「はちちゃ」
下呂市乗政1011-1
0576-26-3338
定休日 毎週水曜日、第3・第5日曜日

インスタグラム https://www.instagram.com/hachicya/