【この記事は、2021年9月に下呂市ふるさとワーキングホリデーに参加した大学生が寄稿しています】
こんにちは!
NPO法人みらいろで、ふるさとワーキングホリデーに参加しているHarukaです!
今回は、【奥田又右衛門膏本舗】へ行き、お話を聞いてきました!
こちらのお店には“下呂膏”というお薬があり、下呂市でとっても有名です!
また長い歴史があり、訪れた建物は建てられてから140年経っているそう😲
昔使っていた看板なども文字が右から読むように書いてあります😲
いろんなところから趣が感じられます♪
そしてさらにびっくりする情報が😲
この建物には昔…【花王】の創業者の方が住んでいたようです!
今でも本社の方と交流があるそうですよ♪
五代目の奥田先生がとっても有名人!
この“下呂膏”のお薬が正式に認可されたのは昭和9年(1934年)らしいですが、
実はもっと前からあるんだそうです!
このお店の五代目の奥田先生がとっても有名人!
腕の良い接骨院のお医者さまだったようです!
当時はなんと全国から患者さんが来ました!
来るときは牛車に乗らないと移動できないほど調子が悪い人でも…奥田先生に見てもらえると!
帰りにはなんと自分の足で歩いて帰ることができるほど回復✨
先生が名医であることがとてもわかるエピソードですね😲
そんなすごい技術やお薬を作る奥田先生ですが、
薬だけでも欲しいという患者さんのために昭和9年にお薬を国へ申請しました。
そして今も続くそのすごいお薬💊なんと…昔から成分などまったく変わっていないそうです!
逆に…少しでも変えてしまうと新薬として扱われてしまうそう…💦
大きさすら全く変えていないというのだからさらに驚きです😲
それだけ歴史ある製造方法だということですね✨
その歴史あるお薬…美濃和紙に漢方をぬってできています!
その漢方は木の皮のエキスなどで作られているそうです!
さらにこのお薬が肌に張れるようになっているのは、マツヤニが体温で溶けて肌になじむから!
和紙なのにどうやって肌に張れるの?と思っていましたが…驚きですね👀
レトロな雰囲気だけど今風のとてもかわいいパッケージが目印 ♡ なごみシート
“下呂膏”といえば!最近ではお薬だけでなく、リフレッシュできるものも販売されています!
その1つは“なごみしーと”です✨
レトロな雰囲気だけど今風のとてもかわいいパッケージが目印です♡
これも先ほどの和紙を使った作り方でできています!
現在ではこの和紙を使った製造方法はこの【奥田又右衛門膏本舗】1社しかしていません💦
ですが、この方法を後世にも残していくために、“なごみしーと”という形でも販売されています!
“なごみしーと”は全部で16種類!
さまざまなエッセンシャルオイルが使用されていてリフレッシュ効果抜群です✨
そのオイルも多くの企業のものとコラボしてできています✨
和紙に表れているオイルの色もそれぞれ鮮やか♪なんと天然の材料の色!
天然なのでしばらくすると白くなってしまうそう…💦ちょっと残念です💦
また、このエッセンシャルオイルを使った“なごみますく”というものもあるんです!
優しい香りでリフレッシュできるものがたくさんでうれしいですね♪
ブランドを守りつつSDGsの取り組みを
近年では世界中でSDGsやエシカルという言葉がキーワードになってきています。
【奥田又右衛門膏本舗】では、それに向けた取り組みもたくさん行っています。
まずは、“こめぬか玉せっけん”です✨これは“銀の朏”というお米を使用しています!
そのお米ですが、精米するときに発生してしまった販売できなくなったものを利用しているので、ブランドを守りつつSDGsの取り組みになっている商品です!
この石鹸…実は開けるとき面白いんです!
石鹸が風船で覆われているので、それを付属のつまようじで刺して取り出します!
風船を割る瞬間はどきどき…!
風船が一気に割れてつるつるの石鹸が出てきます✨くせになる楽しさです♪
また、“楊貴肌玉ぱふ”というものもあります✨
これは食べることができなくなってしまった下呂市のこんにゃくが使用されています!
できるだけ地場産のものを使うということを大切にしていらっしゃるそうです♪
今後もSGDsの取り組みをどんどんやっていきたいということもお聞きできました!
食べられない野菜から使えるエキスがないか…
下呂のお酒の“天領”から化粧品の成分が取れないか…
などなどいろいろ模索中らしいですよ👀
催事にも参加されていることもあるので、その時に新しいSGDsの商品が見られるかも✨
今後もより、【奥田又右衛門膏本舗】“下呂膏”から目が離せませんね👀
奥田又右衛門膏本舗 情報
本社 〒509-2201
岐阜県下呂市東上田552-1
TEL : 0576-25-4781
直営店舗 〒509-2202
岐阜県下呂市森28
営業時間 9:00~17:00
休日 不定休
公式HPはこちらから
下呂市ふるさと寄附のお礼の品としてもお選びいただけます。