こんにちは♪
馬瀬在住ライターよっしーです^^
飛騨のなが〜い冬が終わりを告げ、、
ようやく春が訪れたかと思いきや
あっという間に新緑の季節!!
刻々と移りゆく里山の自然美に目を見張る毎日です(ウットリ)
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さて今回ご紹介するのは
ちょうど桜が満開だった4月の中旬ごろに訪れた
かねてから一度は行ってみたかった
飛騨小坂が誇る『根尾の滝』
復活した幻の滝!?
御嶽山の西麓に広がる下呂市小坂町は
下呂温泉と飛騨高山のちょうど中間地点に位置し
日本一滝の多い町としても知られています(その数なんと200以上!!)
今回訪れたのは、その中でも唯一日本の滝100選にも登録されている『根尾の滝』
実はこちらの滝、2018年の豪雨水害によって滝への通り道であった吊り橋や遊歩道が流されてしまい、一般向け遊歩道は閉鎖されガイドツアーでしか訪れることのできない幻の滝となっていたのです
クラファンで吊橋&遊歩道復興プロジェクト!!
約6年の間、一般のアクセスが閉ざされていた根尾の滝ですが、昨年『根尾の滝遊歩道復興プロジェクト』に向けて実施されたクラウドファンディングで見事に目標額200万円を達成し、2024年11月17日ついに悲願の滝遊歩道が開通!!(拍手喝采)
そして、先月4月14日に巌立公園にて執り行われた『飛騨小坂の滝めぐり滝開き式典』の際に、根尾の滝遊歩道復旧特別企画として200滝NPO主催で開催された記念ツアーにクラファン支援者を中心とした約20名の方達と一緒に参加してきました
ガイドツアーならではのお楽しみが満載の滝めぐり
今回はガイドツアーということで、200滝NPOガイドメンバーの方達の解説を聞きながらの山歩き
道中は山の生態系にとても詳しい熟練のガイドさん達から、自分ではうっかり見過ごしてしまいそうな足元や頭上で徐々に芽吹き始めた小さな植物たちに関するお話を聞きながら歩くとても贅沢で有意義な時間
香りが良く爪楊枝の材としても使われるクロモジ
過度に踏み均されていない自然豊かな登山道は美しい苔が一面に広がるふっかふかの道
16折の山道を下ったところでついに吊橋とご対面!!*\(^o^)/*
もちろん重機が入ることなど到底不可能なこの場所まで吊橋の復建のために資材を運んだのは、なんとボランティアを中心とした総勢60名の歩荷隊のみなさま
吊橋の手前には16折の長いくねくね道があり、その道のりを重い荷物を背負って何往復もされたと聞いた時には本当に驚き頭の下がる思いでした
さらに、橋の先には人力で砕いた岩を積み上げて作られたという階段まで…!!
おかげで急な坂道も安全に歩くことができました( ; ; )アリガタヤ
巌立と同じく御嶽山の溶岩流によって形成されたという溶岩台地の断崖『あまどり岩』でひと休み
初夏には岩壁のくぼみにイワツバメが営巣することから名づけられたそう
登山道をゆっくりと2時間ほど歩いた先についに根尾の滝の札が…!!
いよいよご対面のとき…(ドキドキ)
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どーーん!!
どどーーーん!!!
どどどーーーーん!!!!
(この流れに既視感のある方はpoka poka通ですねw)
濁河川の本流にかかる随一の落差63メートルを誇る根尾の滝
水しぶきがかかるほど間近で見ることができるその姿はとても雄大で
日本の滝100選というのもなっとくの大迫力!!
冬に見た氷瀑(過去記事:氷点下の超HOTな秘境ツアー)もまさに圧巻!!でしたが、悠々と流れ落ちる滝にはまた一味違う迫力を感じました!!
みんなで滝見ランチ
この上ない贅沢の極みや〜(//∇//)
しっかりトレッキングも堪能できる根尾の滝コース
今回私たちはガイドツアーで訪れましたが、吊橋開通のおかげで今後は誰でも自由に歩くことができる根尾の滝コース
実際に復建された吊橋や遊歩道にまつわるお話を伺えたこともあり、自然の素晴らしさに感動したのはもちろんのこと、そこまで辿り着くための道を切り開いてくださっている人々がいてこその感動体験だということを改めて強く感じました( ; ; )カンシャ
最後にひとつだけお伝えしておきたいのが、今回歩いた根尾の滝コースは『ちょっと滝を見に行く』だけではない山歩きの魅力も満載のコースのため、それなりに心と身体と足もとを整えて歩かれることをオススメします^^b
私もまだまだ訪れたい滝がたっくさんありすぎる『小坂の滝めぐり』
新緑が美しい今の季節も見逃せないし
滝の近くはマイナスイオンたっぷりで
夏は避暑地としても最高だし
秋の紅葉と滝のコラボも絶対見たい!!
さて次はどの滝をめぐろうかな〜♪♪(´ε` )
📍〒509-3111 岐阜県下呂市小坂町落合38−8
☎︎0576622215