このあたりに伝わる

大晦日の晩に食べる

“3つの縁担ぎ物”とは

何だと思いますか?

まめでくりくりかきこむ

漢字で書くと・・・

込む」

そうです!

豆・栗・柿

豆は三鳩豆を食べますが

黒豆やピーナッツなど

家により様々

(三鳩豆とは青大豆に糖蜜をまとった

素朴な甘さの飛騨の伝統的な豆菓子↓)

栗は勝栗

臼を引いて皮を剥いた栗

現在では甘栗など

購入したものでも

柿は干し柿を秋頃から

屋根の下に吊るして作ります

そして

まめに(飛騨弁で元気に)

くりくり良く働いて

上手にやりくりする

豊かになるよう

お金を掻き込む

色々なものを寄せる

といった意味で

健康を祈って頂くそうです

硬い食べ物を食べることで

齢を固めて長寿を願うという

歯固めの行事とも言われています

昔からこの地域に住む

従兄弟の祖母に習いました

ちなみに

元旦の朝に食べる家や

「かきこむ→かきとるように」

という地域もあったり

様々だそうですよ

言い伝えなので

伝言ゲームのように受け継がれて

変わってきているのでしょうね

食卓を囲み和やかな雰囲気で

縁起を担いで皆んなで食べる

いい風習ですよね

ぜひなくならないでほしいものです

2018年も

まめでくりくりかきこむ

そんな一年を迎えたいですね!

(↑つまみ食いをする豆好き女子♥)

それではみなさん良いお年を〜

来年も宜しくお願い致します