こんにちは♪

下呂スタイル魅力発信「楽しむ」をお届けするayakoです。

 

今年は寒かったせいか桜が咲くのが遅かったですね。

今か今かと、満開の桜を見るのが待ち遠しかったです。

 

 

サの神様ってなに?桜との関係は?

桜の時期になると思い出す「サの神様」。

以前に、「なまえのことだま」というものを少しだけ、教えてもらったことがあり、

50音ひとつひとつの意味や役割があるということを知りました。

そこで余談の一つでサの神様の話しを聞きました。

 

桜が咲く(サの神様がやってくる)。

桜が散る(神様が幸せのお裾分け)。

秋の収穫まで田んぼの神様として見守り続ける。

サ神とは、八百万の神のひとつで、当てはまる漢字がないカタカナの神様で、

そのサ神様が山から下りてきて鎮座されるのがクラというそうで、サの神様クラに落ち着く。

そんなことをメモに残しておりました。

そして桜は最後の花が開いてから一斉に散るということも聞いたことがあります。

満開の桜は見事に綺麗で、綺麗なまま惜しまれつつ散る桜のいさぎよさは、

花吹雪となり人々を幸せな気分にさせてくれます。

桜はサの神様というのがわかる気がします。

 

暗闇の田んぼの水面に光輝く金山八坂湖畔桜

八坂湖畔桜は30年ほど前に岩屋第二ダムの完成記念としてソメイヨシノを60本植えたそうで、

今がちょうど見ごろの桜に育ってきているようです!!

夜はライトアップされ田んぼの水面に写しだされる桜はとても綺麗で、

うわ~き・れ・い!!と声が自然に出てしまいます。

暗闇に浮かぶ桜が幻想的な世界を作りだしてくれています。

 

昼間は茶色であまり綺麗ではなく(笑)、

他に見ていた方が、な~んだ茶色とガッカリされている声が聞こえてきました。

岩屋第二ダム湖畔沿いに走る道に咲いてる60本以上の桜、

夜には見えない向こう岸の桜は、

ドライブしてる人たちの目を楽しませてくれることは間違いないので、

向こう岸も見ながら昼の桜を楽しんでほしいものです。

 

おとぎ話の世界のなかにいるかのような宮谷の桜

じゃーーーん!!どうですか、この美しさ♪

ほ~~っと、ため息が出るくらい綺麗です。

写真を撮っている間はゲロゲロとカエルの合唱がとても賑やかで、

サの神様と楽しんでいるようでもあります。

萩原町羽根の宮谷の桜(エドヒガン)は都築家の庭園にあり、下呂市の天然記念物に指定されています。

又主屋も国の有形文化財にも登録されていて桜とともに水面に映し出される光景は、

かなり見応えのある場所だと思います。

おとぎ話しの世界にいるみたいと言ったのは、友人なのですが、

私は千と千尋の神隠しの湯屋がふと頭をよぎりました。

ライトに照らされた家の雰囲気が似てるのかな?

宮谷の桜・湯屋ともに癒されるという意味では同じですね。

 

 

宮谷の桜の昼間はこんな感じです。

樹齢約四百五十年と推定されるコウヤマキが中央にすっと空高く立っていて(ちょっと上が切れてしまいましたが)、

周りには色の違う桜、そしてスイセン・こてまりなどの花も咲いていて色とりどりの景色が楽しめます♪

 

今年は、金山八坂湖畔桜・宮谷の桜他いろいろ、昼桜・夜桜、同じ場所でもイメージの違う桜を楽しんでみました。

桜のトンネル・一本桜といろいろあるけど、凛々しく美しい姿を見せてくれていました。

4/24現在、ほとんど散ってしまっている場所もあるけれど、

まだ綺麗に咲いている場所もあります。

これからは、八重桜が花開いてくるころです。

まだまだ桜は楽しめそうです♪