暖冬だったここ数年と比べると格段に寒い今シーズン。
2021年元旦の下呂は雪かきからのスタートでした。
そんな寒い時期だからこそ楽しめる企画をご紹介します。
その名も「小坂な焚き火カフェ・ランチ」!
下呂市北部 飛騨小坂の「小坂なリバーベース」内にあるキャンプフィールドで贅沢な時間とカフェランチを楽しむことができます。
小坂なリバーベースとは
御嶽山から流れ込む飛騨小坂の清流で釣りやキャンプを楽しむことができる、まるで「隠れ基地」のような屋外施設。
飛騨小坂の自然を気軽に体感できるアウトドア体験が待っています。
小坂町淡水魚養殖漁業協同組合の中にあり、アウトドア体験に加えて飛騨小坂の豊かな自然の中で育ったおいしい川魚を味わえるところが魅力です。
小坂な焚き火カフェ・ランチとは
「小坂なリバーベース」内、釣り場の奥にある1日1組限定のキャンプフィールドにて、焚き火や薪ストーブを使ったランチとデザートを楽しむことができるデイキャンプのアクティビティです。
フィッシュバーガーやチョコレートパンケーキなど、小坂なリバーベースならではのオリジナルメニューを味わえます。
スタッフの方が火の調節や調理準備など行ってくれますので、キャンプ初心者でも安心!
早速、焚き火キャンプへGO!
まずは暖かいテントの中へ。
この可愛らしいフォルムのテントや薪ストーブは北欧ブランドのもので、北欧の森の中へ迷い込んだような非日常を感じさせてくれます。
スタッフの方があらかじめ火をつけておいてくれるので、薪ストーブが焚かれたテントの中はとにかく暖かい!
調理器具なども揃っていて、ワクワクします。
この日はまだ雪が残り、外気温は0度に近い極寒でしたが、テントの中の温度計はなんと18度!
寒さが苦手な私でも、薪ストーブの温もりで快適に過ごすことができました。
居心地がとってもよかったです。
テントは天井も開閉ができ、入り口も閉め切らずに開けておくので、換気はバッチリです。
テントの中だけでなくキャンプフィールドも魅力が盛り沢山!
1組限定のため、木に囲まれたキャンプフィールドは貸切です。
息子は喜んで走り回ったり、落ちたクルミの実を探したり、焚き火を見たり、本当に嬉しそうに自由に過ごしていました。
このフィールドにはたくさんの鳥も集まってきます。
この日はキツツキがコンコンと音を立てて木をつつく様子を見ることができました。
こちらはスタッフ手作りの鳥小屋。
こんな素敵な空間を作られたスタッフの熊崎さん、米野さんは、ここまで形にするのは「想像以上に大変でした。」と口を揃えます。
「このキャンプフィールドは自分たちの手で草を刈り、地面をならして砂を運んだりと、地元高校生にも手伝ってもらいながら、とにかく“人力”で作ったんです。」
だからこそ、スタッフの皆さんのこだわりの詰まっており、参加者に気軽にキャンプを楽しんでもらいたいという想いが感じられる場所となっています。
川魚を楽しめるキャンプ料理とフィッシュバーガー!
お昼の時間が近づくと、スタッフの方がランチの準備を始めます。
そして、このアクティビティの大目玉とも言えるフィッシュバーガーが来ました!
捌いたばかりの川魚をフライにし、タルタルソースを乗せ、コッペパンに挟んだスタイル。
ふっくらとした川魚のフライにもちっとしたコッペパンが絶妙にマッチしています。
あまりにも美味しく、衝撃を受けました。
まさに小坂の名物になってもおかしくない逸品!
コッペパンは「ひこまさパン」という飛騨小坂にあるパン屋さんのものです。
一般的なハンバーガーの形ではなく、このホットドックのような形が食べやすく、アウトドアにはぴったりでした。
我が家の息子(もうすぐ3歳)も、大人に用意されたフィッシュバーガーを喜んでパクパク食べ、あまりにも美味しかったようで、このあと数日にわたり毎日の献立に魚をリクエストしたほど。
時折、魚に詳しいスタッフの米野さんが小坂の自然のこと、魚のことを教えてくれます。
「アマゴ」「ヤマメ」「イワナ」の見た目の違いや、生息する流域の違いなど川魚のことを学びながら楽しめるのもこのアクティビティの魅力のひとつです。
ジークフリーダ監修!絶品チョコレートパンケーキ
川魚を楽しんだ後は、お待ちかねのおやつタイムです。
チョコレートをたっぷり使ったパンケーキを目の前で焼いてくれるのですが、なんとこちらは下呂で大人気のケーキ店「ジークフリーダ」が監修したオリジナルメニュー!
「一般的にチョコレートパンケーキと名のつくものは、ココアを使っていることが多いんですけど、うちのパンケーキはココアを使わず、生地に贅沢にチョコレートを使っています。その証拠に湯煎にかけていないと生地が固まってしまうんですよ。」と米野さん。
手早く生地を混ぜながら焼いていきます。
薪ストーブの上で焼いていく際には、料理好きな息子もお手伝いさせてもらいました。
そして完成!
ふわふわな食感の中に、しっとりとしたチョコレートが濃厚でとても上品なお味です。
1枚食べただけでも感動してしまうのに、何枚も重なっていて、たくさん食べられるところがまた嬉しいです。
自家製のドライオレンジを入れたオレンジティーとともに!
この時点で大満足なんですが、残りの時間は貸切のこのフィールドで自由に過ごすことができます。
外で鳥を眺めながら焚き火の前でぼーっとし、寒くなったらテントに戻って温まるという贅沢すぎる自由時間です。
この時間にはマシュマロを焼いて楽しむこともできます。
リンゴを持ち込んで、焼きリンゴを作るのもおすすめだとか!
オプショナルメニューも楽しめる!
そほかにも、このアクティビティの時間を使って楽しめることがたくさんあります。
別料金になりますが、より充実したキャンプ体験ができますので、ご紹介します。
オプショナルメニュー① 薪ストーブで作るアクアパッツア
せっかく薪ストーブがあるので、薪ストーブ料理も楽しみたいと思っていたところ、ぴったりのメニューがありました。
さばいたばかりの川魚で作る「アクアパッツア」です。
テント内の薪ストーブでスタッフの方が手際よく料理を始めると、テントの中にお魚とハーブの美味しい香りが漂います。
魚は柔らかく、トマトの酸味やハーブとの相性が抜群でした。
フィッシュバーガーとはまた違った川魚料理が楽しめるので、おすすめです。
オプショナルメニュー② 初心者でも安心の釣り体験
息子は初体験の釣りに興味津々。
スタッフの方に教えてもらい、お父さんのサポートでしっかり竿を持って魚を待ちます。
見事、釣れました!
自然と食を五感で楽しむ1日
普段は慌ただしい日々を過ごしていますが、この日は子供と森の中で遊び、火の暖かさに癒され、家族全員が心身共にリフレッシュする良い時間となりました。
飛騨小坂の空気を思いっきり吸う。
飛騨小坂で育った魚と触れ合い食べる。
火の暖かさを感じ、ゆったりとした時間を過ごす。
そんな贅沢な時間が1日のキャンプで体験できてしまいます。
のんびり、ほっこりとした時間を過ごしたい方にはオススメのアクティビティです!
ファミリー参加の方へのアドバイス
小さいお子さんも十分楽しめるアクティビティですが、小学生未満のお子さんは基本的に食事のサービスが提供されません。
パンケーキは家族で食べるにも十分な量ですが、フィッシュバーガーは大人の人数分になります。
我が家の息子は大人用のフィッシュバーガー半分くらい食べましたが、個人差もあると思いますので、お子さんのご飯を持参すると良さそうです。
下呂で楽しもうキャンペーンを使ってお得に体験!
2021年2月現在は、「下呂で楽しもう」のキャンペーンでお得に体験できますので、ぜひぜひ活用して焚き火キャンプをお楽しみください。
(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和3年1月14日(木)~3月7日(日)の期間は、利用対象が飛騨地域在住の方限定となっています。)
詳しくは小坂なリバーベースのホームページをご確認ください!
小坂なリバーベース
住所:岐阜県下呂市小坂町大洞2340-5 小坂町淡水魚養殖漁業協同組合
電話番号: 080-9093-6439