みなさんこんにちは。

下呂市にある馬瀬西村といえば、ホテル美輝、道の駅、水辺の館、マウンテンライフ飛騨などありますが、今回は馬瀬西村の魅力をもっと深く感じることができる里山ミュージアムガイドを紹介したいと思います。

里山ミュージアムとは

「日本で最も美しい村」馬瀬でも棚田の景観がよく残る西村集落を「馬瀬里山ミュージアム」と名付け、グリーン・ツーリズムの舞台になっています。
「里山ミュージアム」とは、農村景観や日常の暮らしの文化をまるごと野外博物館に見立てて、都市と農村の交流を行うことにより、地域活性化を図る取り組みです。(水辺の館HPより)

そんな西村集落を散策していきます。

水辺の館から出発です!

水辺の館で受付をしたら出発です。(所要時間2時間)

案内してくれるのは地元ガイドの天池さん。

まずは水辺の館の川沿いから

馬瀬川上流は平成の名水百選に選定されています。

馬瀬の鮎が美味しいのは川が綺麗だからだということが分かりますね。

では紅葉が綺麗な里山ミュージアムに進んでいきます♪

ここからは、普段車では通らない所や、地元ならではの道を歩いていきます。

伝えたいポイントは3つ!

今回は里山ミュージアムガイドを通じて、馬瀬の暮らし、歴史、四季を感じてもらえたらと思います。

①暮らし

【水屋(水舟)】

水屋とは、各家庭に山水を引いて野菜を洗ったり、冷やしたり、食器をすすいだりするところです。

この水屋は里山ミュージアムに何ヶ所かあり、今でも家庭に残っているところがあります。

坂の途中にあるここで、冷えた甘いトマトを食べてちょっと休憩♪

【彦ちゃんハウス】

近所の人の集いの場所でもあり、ツアーなどで観光客も立ち寄る人気の炭焼き小屋。

今はコロナの影響で中の見学だけとなっていますが、以前は手作りの漬物や囲炉裏で芋など焼いて振る舞われたそうです。

今回は雰囲気だけ。

再開したらぜひまた行ってみたい!

【牛の放牧】

里山ミュージアムには、除草の為に飛騨牛が放牧されているところがあります。(夏季限定の場所も有り)

近づいてものんびり草を食べている姿には癒やされますよ。

 

②歴史

【下馬瀬口留番所跡】

里山ミュージアムを少し上がっていくとある場所です。

ここは昔 飛騨と美濃の境だったところで、通行する人をチェックしたり、税を徴収したりしたそうです。

 

【旧道】

彦ちゃんハウスへはここからも行けちゃいます。

3月に行われるがんどうちには子ども達も近道でよくここを通ります♪

 

他にも馬瀬でも貴重な昔ながらの造りの民家や、養蚕をしていた小屋などがあります。

 

③四季

自然豊かな馬瀬では四季折々の景色を楽しむことができます。

▼春は桜や水仙やカタクリの花などが咲きとても華やかに

▼夏は新緑に綺麗な馬瀬川と青空が映えます

▼秋は紅葉はもちろん、彼岸花も至る所に咲いています

▼冬は雪景色が幻想的

▼里山の上の方にある景観ポイントからの眺め(5月撮影)

▼水辺の館の対岸付近から見た里山(5月撮影)

個人的には上からの眺めも、下からの眺めも大好きです。

今回特別に

今回は子どもたちと一緒だったので、ポニーやヤギのいる農家さんの所に連れて行ってもらいました。

通常のコースにはありませんが、お子さん連れで所要時間の2時間内であれば行くこともできるそうです。

野生の動物

農家さんの所へ行く途中、タヌキを発見!

馬瀬では珍しくありませんが、こんなに近くで見るのは初めてでした。

水辺の館に帰ってきました。

郷土食

最後に水辺の館で、馬瀬の郷土食の五平餅かあまごの塩焼きのどちらかが食べられます。

どちらを頂けるかはお楽しみ☆

今回私達は五平餅を頂きました。えごまのタレが美味しい♪

今回子どもと参加した里山ミュージアムガイド、子どもたちにはちょっと難しいところもありましたが、近くに住んでいても新しい発見があり、四季を感じる景色を楽しみながらの里山散策は本当におすすめです。

参加する方に合わせたコース選びをされるそうなので、今回紹介したところとはまた違う発見があるかもしれません。

期間限定で下呂市の方も市外の方も「下呂で楽しもう」のキャンペーンでお得に体験することができますので、チェックしてみてください!

南飛騨馬瀬川観光協会-水辺の館-HP

11月の日曜日はぜひ馬瀬へ~