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金山

こんいちは。みらいろ編集部です。

10月に入り、いよいよ秋も本番!食欲の秋、行楽の秋がやってきましたね。

みなさん、最近下呂市内のいたるところに貼ってあったり置いてある、こちら↓↓のポスター見たことはありますか? 10月の下呂市広報誌にチラシも入っていましたね。
コンビニやスーパー、道の駅などに行くと、目に飛び込んでくるやさしい山吹色のポスターに「KANAMARU」と書いてあり、いったいなんだろう!?と気になっている方々もいるのではないでしょうか。

 

「KANAMARU」とは何か?
10月13日には何があるのか?、という 疑問を解くために、KANAMARU実行委員会の荒井さんと兼山さんの元へ取材をしに行ってきました!


場所は「飛騨金山温泉 湯ったり館」。
いろいろな質問をしながら、

 

いきなりですが「KANAMARU」ってなんですか?

兼山さん:

「金山(KANAYAMA)とマルシェMARCHEを合わせて「KANAMARU」なんですが、
“地元の人と街のモノ、街の人と地元のモノが触れ合う機会を作りたい。その中で、地元の新しいサイクルを作っていきたい”
こうした思いから始まりました。

 

金山の道の駅エリアを拠点として、食べ物や手作りのものをはじめ、体験や文化がきっかけとなり、人と人のつながりと地域内外の素敵なモノたちの交流が生まれる1日をつくろうと2017年の秋くらいから企画や構想を作ってきました。

単純に田舎の良さを発信するためだけのイベントではなく、地域外のお店を呼ぶことによって刺激を受けたり、つながりができたりしたらいいな、という思いがあります。」

 

「KANAMARU」の企画はどうやってうまれたの?

 

 

荒井さん:

「実は僕は名古屋出身で、2年前に金山に移住してきました。
釣りやカヤックなど、馬瀬川や和良川でのアクティビティが好きで、週3回くらいのペースで通っていました。それで、好きすぎて住んでしまおう、と思って家族と一緒に金山に引っ越して来たんです。暮らしてみると、地域には小さいお店であっても素敵なものづくりをしている方がたくさんいる、ということに気づいたりもして。
名古屋に住んでいた時はよくマルシェに出かけていたこともあって、そこで休日を過ごす楽しさを思うと、金山でもやりたいなぁという気持ちが湧いてきたんですよね。そしてすぐ、企画書を作り始めました。

都会のマルシェの出店者は、ものを作るだけでなく、見せ方や接客の仕方もそれぞれで工夫をしている方が多くてとても面白いんです。金山に地域外からも素敵なお店を呼ぶことで、地元の事業者さんの刺激になったらいいなという想いも密かにあります。
何よりも、地元の事業者がもっと元気になる!ということに貢献して行きたいと思っています。」

 

兼山さん:

「今年の春からは、近隣のいろんなマルシェに出かけて視察したり、気になるお店に出掛けて出店のお誘いをしてきました。都会のマルシェを見ると、雰囲気づくりや宣伝の方法など勉強になることがたくさんありましたね。           

下呂の金山という都会とは言えない場所で、都会的なオシャレなイベントをやるために、外で見た良いところを取り入れながら、PRも試行錯誤しながらやってきました。
チラシ、ポスターは友人に手伝ってもらって配ったり、インスタグラムでは出店者の情報などをほぼ毎日発信。出店者はこだわりのある方々ばかりで、お話をするだけでもとっても面白いんですよ。だから当日は食べ歩きや飲み歩きが楽しい会場になることは間違いないです!」

 

「KANAMARU」インスタグラムより

会場には、当日限定のものもあるそうで、
地元の奥飛騨酒造さんは、「奥飛騨ウォッカ」と「甘酒」「ひだニャンコサイダー」を合わせてカクテルを作って出店するそうです。どんな味がするんでしょう!

また、郡上市から来る地ビール工房「こぼこぼ」さんは、店舗でしか飲めなかったクラフトビールを、移動販売車に積んで生ビールで販売してくれるそうです。個人的に、これはとっても気になるところ。地ビールが、生で飲めるなんて!

でも、車だと飲めないからなぁ…、と呟いた方!
心配無用ですよ!

「飛騨金山駅から会場まで、無料シャトルバスがあります!」

とのことで、お酒を飲みたい人に対しても万全のサポートがされています。
これなら安心してお酒を飲めますね☆

 

最後に、荒井さんと兼山さんに「KANAMARU」開催にあたっての想いと願いをきいてみました。

 

「KANAMARU」実行委員の密かな願いとは

 

荒井さん:

「地元の事業者を元気にしたい、というのが根底にあるので、小さな事業者が儲けることができる循環を作っていきたいんですよね。
こうした場をつくることで、田舎と都会のハイブリットでどんな変化が起こるかも楽しみの1つ。地元の事業者も外に出て売ろうというきっかけになったり、ここから次のステップに羽ばたけるようなきっかけを作りたいです。」

兼山さん: 

「お客さんにはまず単純に“楽しさ”を感じてもらいたい!美味しかったもの、楽しかったことを持ち帰って家族や友達と共有してもらったり、お店のファンになってもらえたら嬉しいなと思います。
そこから、私も出店してみようかな、とか、次回は参加したいな、という広がりが生まれたらいいなぁ、と。」

 

 

素敵なもの、オシャレなもの、楽しいことを都会に求めるのではなく、自分たちで創っていこうという前向きな意識をもったお二人。

地域の愛情だけでなく、自分たちの地域を自分たちで育てて行くことを本気で考えて取り組んでいるんだな、とお話を聞いていて、ワクワクが止まりませんでした。

地域が好きだから、地域を楽しくしたい、そのために何をする?

それはすごくシンプルなことかもしれないけれど、いざ実行しようというエネルギーがすごいです!

 

下呂金山は、美濃加茂、関、飛騨、郡上などからの交差点で文化や人の交わる場。

「KANAMARU実行委員」のみなさんが作るこのイベントは、きっと訪れた人に楽しさと新しい発見をあたえてくれるはず!
今から10月13日(土)が楽しみです♪

 

さらにもう一つ!

うれしいお知らせがあります!

なんと来場された方は、「飛騨金山温泉 湯ったり館」に200円で入浴できるそうです!

美味しいものを食べて、すてきなものを発見して、最後は温泉にも入れちゃうなんて、土曜日を十分に満喫できますね。

みなさん、ぜひお出かけください☆

 

 

「KANAMARU」

日時:2018年10月13日(土)10:00~15:00

場所: ぬくもりの里駐車場

※飛騨金山駅から無料シャトルバスが運行します。

※雨天の場合等、当日の案内についてはインスタグラムでお知らせします。