こんにちは!NPO法人みらいろで、ふるさとワーキングホリデーに参加している万由子です!
早いものでワーホリ期間もあとわずか。
下呂に来てからは毎日が濃く、本当にあっという間の日々でした。
今回は、”私のふるさとワーキングホリデー体験記”として、この2週間のことを振り返ってみようと思います!
【目次】

地域にかかわることが好き。書くことを仕事のひとつに。
大学生の頃から地域に関わることが好きで、ずっと参加してみたいと思っていたふるさとワーキングホリデー。しかし、当時はコロナ真っ只中ということもあって、タイミングを逃してしまいました。
一度就職したものの、仕事内容のギャップと慣れない生活から体調を崩してしまい、退職。少しずつ元気を取り戻し、改めて自分と向き合うなかで出てきたのは「書くことを仕事のひとつにしたい。もう一度、地域を訪れたい」という思いでした。
もともと文章を書くことが好きで、人の話を聞くことが好きで。いろんな人の生き方を聞いて、それを自分の言葉で表現することが好きだということに気付きました。
時間に余裕のある今だからこそ、大学時代に諦めたふるさとワーホリに挑戦してみたい!と思い、NPO法人みらいろさんでご縁があり、参加することに決めました。

毎日が濃い日々。取材と執筆の日々
私が主に担当させていただいたお仕事は、ふるさと納税サイトに載せる企業さんの紹介ページと「下呂スタイル魅力発信プロジェクトPOKAPOKA」の記事作成です。
ワーホリ期間中、複数の事業者さんのもとへ伺い、取材や写真撮影などを行いました。
どの取材もとても貴重な経験だったのですが、特に印象的だったのは「ジークフリーダ」での取材です。
洋菓子のお店を20年以上やられているジークフリーダさんでは、地元への想いや商品のこだわりにいたるまで、たくさんのお話を聞かせてもらいました。
季節感を大切にしているそうで、「地元のものを使っておいしく食べてもらいたい」という商品づくりに対する熱意を感じました。
「ジークフリーダ」という店名が、店主さんの留学先のホストファミリーのおばあさんの名前から名づけられたというお話を聞き、とても温かい気持ちになりました。

お店のカフェスペースでケーキをいただいたのですが、タルトのサクサク感と新鮮なフルーツのおいしさに感動しました✨
下呂に訪れた際には、また必ず伺いたいと思います♪

2つ目は、「筋骨めぐりと四つの滝」の取材です。
「筋骨」という人間の骨や筋のような細くて迷路のような道を巡る、町歩きツアーに参加させていただきました。
筋骨という言葉に全く馴染みがなく、ツアーに参加するまでイメージが湧かなかったのですが、筋骨めぐりの面白さに驚きました。
「こんな狭い道本当に入っていいの?」と思うような道ばかり。1人で観光に来たら、間違いなく通り過ぎてしまうと思います。
筋骨めぐりを通して、今でも使われている水場や昭和の銭湯など、金山に住む人たちの暮らしと歴史を垣間見ることができました。

四つの滝を巡るツアーでは、自然の中を散策しました。
それぞれの滝ごとに違った魅力があり、自然のパワーを実感しました。
滝の近くは夏でも涼しく、疲れが気にならないほど癒されました✨

何よりツアーガイドさんの話がものすごく面白くて、夢中になって歩いていたら4時間も経っていました!(笑)
ツアーに参加するのは初めてでしたが、1人で観光するよりも町の魅力を知ることができ、取材のことを忘れてしまうくらいとても楽しい時間でした!

初めては緊張してどのように話せばいいのか戸惑ってしまいましたが、取材を重ねるごとに少しずつ自分の言葉で話せるようになりました。「自然な会話の流れのなかで話をすることが大切」であると、職場の方に話すコツも教えていただきました。
趣味のカメラを活かして、取材の撮影も行いました。撮影した写真を職場の方に褒めてもらえたことが嬉しかったです。
今回の取材で学んだことを、今後のライター活動に活かして行きたいと思います✨
温泉めぐりやワーホリ生との交流も!ホリデー期間の過ごし方
ワーホリ期間中は、一軒家で初めての1人暮らし。
初めての環境で最初は心細さもありましたが、次第に楽しめるようになりました!
最初の週末は「湯めぐり手形」を購入し、ひとりで下呂の温泉巡りを楽しみました♨
なんと、1500円で3か所の温泉に入ることができるという優れもの!
発行日から半年間使用できるということで、私もワーホリ期間中に3か所の温泉を巡ることができました。
畳があるお風呂やサウナのような箱蒸し風呂など、温泉ごとに様々な特徴があるのも楽しめるポイント。仕事終わりや、休日の昼間に入ると、疲れが取れてとっても気持ちよかったです。
お風呂上がりのコーヒー牛乳は格別でした。

職場の方のお誘いで、隣町の高山の盆踊り大会に参加しました♪
飛騨高山の伝統的な民謡「飛騨やんさ」を飛び入り参加で踊りました。
上手く踊れるか不安だったのですが、周りの人との一体感を感じられてとっても楽しかったです。
地元の方だけではなく海外からの観光客も訪れていて、たくさんの人たちが盆踊りを楽しんでいました。年齢も性別も国境も超えて楽しむことができる「飛騨やんさ」。
素敵な夏の夜を過ごすことができました✨


普段は別の場所で生活しているワーホリ参加者と、期間中の交流会では下呂での時間を一緒に楽しむこともできました。
ワーホリ交流会では、人生初めてのカヤックとSUPに挑戦。初めてで難しかったですが、湖の上をプカプカと浮いている時間はとても癒されました。
そのほかにも、下呂のソウルフード「けいちゃん」をみんなで作って食べたり、地元の人たちに混ざってモルック大会に参加したり!
ここに全て書ききることができないほど、たくさんの思い出を作ることができました。

↑金山で初めてのSUPとカヤック体験!
水辺でのんびりするのは気持ちよかったです🌻

↑職場の方に連れて行っていただいたお店で食べた「牛乳ラーメン」
あっさりとコクのあるおいしさは、締めにピッタリでした✨

↑はじめてのモルック大会!
うまく投げるのは難しかったですが、初心者でも楽しめました♪
地元の方との交流もできました✨

↑馬瀬川の上流にも連れて行っていただきました♪
透き通るような綺麗さとエメラルドに輝く色に感動しました!
将来的に移住を考えている人、地域に関わることが好きな人、いろんな地域に行って働きながら暮らしている人など、様々な想いを持って全国から集まってきたワーホリ生。
ワーホリ生との交流は私にとっても大きな刺激になり、改めて自分の生き方について考えていこうと思いました。
この2週間がこの先の人生できっとかけがえのないものになる
朝起きた時の空気や、通勤の際に見上げた景色。
下呂で過ごす毎日は新鮮で新たな発見が多い日々でした。
“自分自身が楽しむこと”
これは、職場の方に取材に行った際に教えてもらったことです。
自分自身が興味を持って、楽しむ。
どんな時でもその気持ちを忘れないことが、大切であると感じました。

下呂で暮らすみなさんは、下呂愛に溢れた情熱がある方ばかりでした。
みらいろで働くみなさんを始め、下呂市職員さんやワーホリ事務局の方々、下呂で出会ったたくさんの方々が温かく迎え入れてくださり、かけがえのない時間になりました。
今回のワーホリでの経験を、これからの自分の人生に活かしていきたいです。
ほんの少し成長して、またいつか下呂に戻ってきたいと思います!

下呂市ふるさとワーキングホリデー
下呂市ふるさとワーキングホリデーについては、下記リンク先からご覧ください。














