こんにちわ♪
今年も残すところ僅か
連日の美味しい忘年会で
絶賛!!体重増加警報発令中のよっしーです
そんな年末ムードが高まる中
ご近所さんに声をかけていただき
お正月用の『寝ずし』を仕込みました〜!!
ということで今回も前回に引き続き
飛騨の正月の郷土料理のご紹介です
【ねずし】
ねずし(寝鮓、寝寿司、飛騨寝鮓)とは、岐阜県飛騨地方の郷土料理で、なれずしの一種。 「くさりずし」とも。
雪深い地方の冬の動物蚕白不足を補うため、にしんを沢山買いこんで漬けて食べたのが始まりとされる。塩漬けにした鱒やにしん、鮭などの魚を一晩塩抜きし、そぎ切りにして、切って塩漬けをした大根、人参、白菜などとともに飯、麹、塩と混ぜ合わせ漬け込み、重しをして半月ほど寝かせて発酵させたもの。「ごっつお(ご馳走)」と呼ばれる、飛驒南部における伝統的な正月料理の一種である。(Wikipediaより引用)
今回作った寝ずし材料
ご飯8合
大根1本
人参2本
塩(大根と人参の重さの2%強)
油揚げ
鱒半身
米麹1袋
柚子の皮(中3個分)
まずは前日の夜に
大根と人参を短冊切りしたものも
塩漬けにしました
お米を炊いている間に
柚子の皮と湯通しした油揚げを千切りし
鱒を1cm角くらいに切ります
炊き立てご飯に
水気をよく絞った塩漬け大根と人参
湯通しした油揚げを入れて
切る様にまぜまぜ〜
さらに鱒と柚子の皮を入れて
鱒を潰さない様にまぜまぜ〜
人肌くらいの温度(ここがポイント)
になったところで
米麹を入れてまぜまぜ〜
混ぜ合わせたものをカメに入れて
ぎゅっぎゅっと
隙間を作らない様に詰めていきます
あとは重石を乗せて2週間ほど寝かせます
おやすみなさ〜い
ゆっくり寝て美味しくなってね〜
冬の厳しい寒さのため
新鮮な野菜や食料が不足したことから
漬ける・干す・発酵させるなど
様々な保存食文化が根付いているここ飛騨地方
先人の知恵がいっぱい詰まった
ごっつお発酵食『寝ずし』もそのひとつ
この地域の『しみる(凍みる)』寒さも
味の決め手なんだそう
もぉ〜い〜くつね〜る〜と
おしょうが〜つ〜♬
土間で寝かせている
『寝ずし』に目をやるたびに
蓋を開けるのが待ち遠しくて
ついついこの歌を口ずさんでしまうのでした♪
(と言いつつ、、
大掃除に全然手が回っていない現実
お正月よ、ゆっくり来ておくれ〜!!
と願うのが本心かも、、、)