下呂市には、魅力的な山がたくさんあるんだそうです。
下呂市の自然とその楽しみ方を熟知していらっしゃる
216WORKS(ニジイロワークス)さんが
地元っ子に地元の資源を知って愛着を持ってもらいたい!と企画された
【下呂市民限定】ジモトの山をのぼろう!というイベントで
御嶽山に登ってきました。
216WORKSさんは、
LIFE IS ASOBI
~遊びは学びであり、知的好奇心の探求である~
をモットーに活動していらっしゃる
ASOBIの達人集団です。
まず、御嶽山の登山口まで、車で移動します。
移動時間は、集合場所だった小坂中学校から1時間ほど
途中、車をとめて、みんなで景色を眺めます。
いい景色だな癒されるなと思っていたら、ガイドの熊崎さんが向こうの奥に見える山を指さして
今からあそこのてっぺんに登るぞ~
とおっしゃるので、びっくりです。
小中学生の中
大人の参加者は私ひとりだったので、一抹の不安を感じつつも………
さあ!出発です!!!
小学生3人
中学生2人
と~~~っても元気で、歩きながらしりとりをしています。
その様子がほほえましくて、聞きながらニコニコしてしまいました。
目に入る景色は最高だし、
足元を見るとかわいらしい植物がいるし
子どもたちは、元気いっぱいだし
どこを見ても“楽しい”しかない、登山道
こんな名前のつけられた岩もあって
登山道を整備してくださる方の遊び心を感じ
くすりと笑いました。
ジョーズ岩の他にも、かえる岩という岩がありました。
ぜひ、御嶽山に登って見つけてみてくださいね。
途中、休憩をしたこの場所から見えたものは
幻の滝!!
ガイドさんと登ると、
絶景ポイントや山雑学を教えていただけるので、
山の楽しさ倍増です。
左側の赤い山の絵の中に数字が書いてあるのはわかりますか?
20と書いてありますが、
100mごとに番号表示があり、
今回登った御嶽山の飛騨頂上は、42
ここは、ちょうど半分くらいです。
この番号が出るたびに
まだまだやぁぁぁぁ
あとちょっとやぁぁぁ
と、がんばって登りました。
ちなみに32の表示には、“森林限界”と書いてあります。
森林限界って、知ってますか?
森林限界とは、森や林を構成しているような背の高い木が生えることができない限界線のことなんだそうです。
標高も高くなってきているし、じわじわと体に疲労もたまってきているし
子どもたちとの体力差もあるし
子どもたちと私の間には、かなりの距離の差がついてしまいました。
休憩場所で子どもたちに追いついた時に息子が
息をするだけでもからだの水分が奪われていくからしっかり水分とってよ!
と、教えてくれました。
ガイドさんに聞いたんだそうです。
森林限界を越え、植物が人の背より低くなってます。
そして、この背の低い植物ゾーンを抜けると
岩がゴロゴロゾーン…なのですが
ライターの私の体力の限界を迎え、写真はございません。
唯一撮れたのは、この写真です。
もうだめ~と座り込んだ時に
ガイドさんが、教えてくださったこの植物
高山植物の女王と言われるコマクサです。
飛騨頂上近くにコマクサの群生地があります。
7月24日に登ったんですが、ちょうどコマクサが咲く時期だったそうで
コマクサが咲いている様子を見られてとっても幸せでした。
そんなこんなで座り込んだり、登ったり、
最後には、ガイドさんに荷物を持っていただいたり
最後の最後には、「まだー?」と、子どもたちが小走り(子どもたちの体力にびっくり!?)で迎えに来てくれたり
みなさんに見守り助けていただきながら、登山初心者の私もなんとか飛騨頂上まで登れました。
飛騨頂上にある五の池小屋には
宿泊もできる山小屋があります。
五の池小屋には、宿泊スペースの他に売店やカフェもありました。
お菓子が売ってあるのを見つけた子どもたち
外にある畳スペースでお菓子を広げて大宴会
大人は、カフェでほっこり
宿泊者限定メニューがあるのを見つけ
息子に「今度は泊りでこようね」
と言われました。
私は、さらなる体力作りをする決意をしました。
登りと比べて、下りはあっという間です。
休憩中にガイドの熊崎さんが子どもたちにたずねます。
今日登った飛騨頂上は、標高何mだった?
登山口は、標高何mだったか見た?
頂上は、2811m!
登山口は、1800m!
子どもたち即答です!
子どもたち、ようく見ています。すごい!
ちなみに今回の御嶽登山は
横に5km 上に1km
移動をしたんだそうです。
移動距離を聞いてあらためて
がんばったなあ!!と思いました。
登山口に到着すると
今回の登山記念に御嶽山手拭いをいただけました。
登山超初心者で
体力にも自信がないし
装備も何をどう揃えたらいいのかわからなかった私ですが
体力づくりや装備の揃え方について
とても親切に教えていただけたおかげで
無事に行ってくることができました。
216WORKSさん、ありがとうございました。
冬には、凍った滝が見られる氷瀑(ひょうばく)ツアーも計画されるかも
と聞いて、今から息子とワクワクしております。
一緒に下呂市の自然を満喫しませんか?
人生の喜びが広がるかもしれませんよ!
216WORKSさんは
岐阜県飛騨地方の自然・歴史・文化・人々の暮らしの中にある、楽しみ方を熟知するガイド集団です。
飛騨の魅力を通じて「遊び」「学び」「幸せになる」体験の提供をしてくださいます。
ここにしかない景色や、文化を様々なアクティビティに落とし込み、日常生活では体験し得ないスペシャルな時間をお届けしてくださいます。
216WORKS
TEL: 0576ー62ー2215
E-MAIL: 216works@gmail.com