働くことはあそぶことだよ

岐阜県岐阜市に生まれ、幼稚園に通っていたときに親の転勤に付き添って下呂市に移住。自分が楽しむことを何よりも大切にして活動している向井さん。楽しんで働くことを大事にしています。21歳の時に炉端焼きのお店を開店してから、現在のDarts Bar BOROをオープンするまで飲食店を3店舗経営。バイクが好きな向井さんにとって、幅が広く、そんなに車が多くない下呂の道は最高です。毎日市内に走りに出かけているという向井さんはせせらぎ街道という山道がお気に入り。
またBOROは3月~4月にかけてのバイク乗りに最高のシーズンになるとバイクライダーが全国から集まってくる場所になります。

向井教雄さんに聞きました

QBOROを始めたきっかけを教えてください

Aこことは別にカラオケのあるバーを下呂温泉街で経営しているのですが、そのお店の運営はほぼ他のスタッフを信頼して任せています。BOROは自分の趣味であるバイクを楽しみながらできるお店を新しく作りたいと思って始めました。バイクを好きになったのは、『750ライダー』(ナナハンライダー)という漫画を昔読んだことがきっかけです。BOROには40年越しでようやく手に入れたその漫画の主人公が載っていた実際のバイクも置いてあるんですよ。下呂にはバイクで走っていてとても気持ちがよくなる山道がたくさんあるので、バイク仲間が集まる場所を作り、一緒に楽しみたいという想いでこのお店を作りました。

Q下呂で生きる中で大切にしていることがあれば教えてください。

A「人生楽勝」です。
自分は今まで好きなことばかりやってきました。考えるよりも行動する方が先で周りにはちゃんと考えたほうがいいよと言われてきましたが、自分がピンチの時は、誰か手を差し伸べてくれる人が必ずいて実際になんとかなってきました。そんなこともあり、このダーツバーには悩みを持っている子やへこんでいる子も来ますが、大抵そういう子に自分の話をして「人生楽勝だよ」と言葉をかけるとお店を出るときは少し晴れやかな表情になって帰ってくれています。難しく考えすぎずとも、困っていると必ず助けてくれる人はいると伝えていければいいと思います。

Q下呂の魅力とは何だと思いますか?

A下呂は美しい山や川といった自然に囲まれていて、空気もおいしいです。そういう自然の中で育った人たちというのは人と人との距離も近くて、このお店にもおばあちゃんがお皿をもってハンバーガーを買いに来たりしてくれます。先ほどもお話ししましたがバイクライダーにとって、下呂は道幅も広く、車も多くないのでとても気持ちよく走ることができます。また自分が小さいころは野球をしたり、山でいろんなものを採集したり、弓矢を作ってみたりと悠々自適に過ごすことができました。都会も好きですが、時間がゆっくり流れ生活にもゆとりがあるので住むのはやはり下呂がいいですね。

向井教雄さん_001

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