みなさんは猟師の事をどれくらい知っていますか?

私の父は趣味で猟師をしており幼い頃から身近な存在でした。

山で捕ってきた鹿やイノシン、鳥などが普通に食卓に並ぶような生活を送ってきました。

今、全国的にも猟師の高齢化が進んでいてどんどん減少しているのを知り、少しだけ紹介してみようと思います。

 

猟師の役割

増えすぎた鹿やイノシシによって、農林業界、生態系で被害がでています。その生息数を適正に調整する役割があります。

 

猟師の魅力

やはり銃を使えるという事ではないでしょうか?銃が撃てる事なんてまず無いし、獲物を捕る達成感は、猟師ならではの感覚だろうなと思います。

そしてなんと言ってもジビエ料理。

ジビエとは野生の肉の事ですが、最近ではお店でもよく見かけます。初めて食べる方には抵抗があると思いますが、本当に美味しいですよ~!

 

どうやって猟師になるの?

詳しくはネットで調べてもらうのが一番ですが、猟師さんにも免許があります。罠、網、装薬銃、空気銃が狩猟に使用できます。

狩猟登録をした都道府県であれば狩猟可能で、『猟友会』というものに所属します。

こんなオレンジの格好をしている人達は、みんな猟師さんです。

 

収入について

獲物から得る『肉』『皮』など売ったり、有害捕獲として得る駆除費があります。

これだけで生計を立てるのは難しいと思いますが小遣い程度の収入ならあります。

維持費などもありますし、だから猟師が減少しているのかな?と思いますが存在は不可欠です。

 

猟師さんの1日

この日は竹原全体で行う猟のため人数が多いですが、いつもは7~10人程度でチームを組んで猟に行きます。

朝、みんなで集まって作戦を立てます。

どの山へ行くか、誰がどのポイントに立つかなど。どの山へ行くかは前もって下調べをしていて、足跡などで居場所をある程度つかんでいるんだとか。

みんなトランシーバーを持っていて離れていても指示が聞けるようになっています。

ざっくり言えばみんなで山を囲んで等間隔でポイントに立ち、猟犬が獲物を追い、そこに向かってきたポイントの人が撃つというようなやり方。

こうしてじっと獲物が来るのを待っているそうです。撃つ方向などいろいろルールがあるそうですが、実際に獲物がこちらに向かってくる時は緊迫するでしょうねー💦

これは経験してみないとわからないですが、捕れた時はどんな感覚なんだろう。

父の場合、獲物が捕れても捕れなくても、山から降りてきた後は仲間と料理を囲みながらなんだか楽しそうにしています。

家にもジビエが届くので、いろいろ料理をしますが、今回は猪鍋にしました。

個人的にはシンプルに塩コショウで焼いたものが大好きです!

みなさんも一度どんなものか味わってみてはいかがでしょう✨